先日の土曜日、三宮のHARBSで大好きな抹茶のケーキを嗜みながら、このあとどうする~?の流れで
USJインパを決め込んできました(しかも雨)、入社2年目まだまだフットワーク軽めな伊藤です!
USJへは最寄りの駅から片道約2時間…学生時代はよく通ったもんです。
とは言いつつ、現在の通勤時間もドアトゥドアで片道1時間半ほどかけて通勤しております。
ですが、大学へも片道2時間弱かけて通っていたので、あまり長時間の電車通勤は苦痛ではありません。
今回はそんな私の通勤時間の過ごし方(というかおすすめの本たち)を紹介しようと思います!
入社1年目のころは、1時間ぐっすりと寝ていることが多かったのですが、最近は読書するようにしています。
とはいえ、意識的な読書ではありません。もともと本を読むのは結構好きです。
進学する高校を「学校の前に市立図書館があるから」という理由で決めたくらいには好きです。
大学時代に少しでも安く本を買いたく、本屋でアルバイトしていたくらいには好きです。
社会人になり、積読常習犯になりつつありましたがいざ読書スイッチが入ると止まらなくなり、
5月に入ってから、14冊を読み終えました。(週2冊ペース…!)
その14冊の中から特におすすめしたい5冊を紹介します!
あ、ちなみに啓発系の本や重い話の本は苦手です。エッセイが好きなのでエッセイ多めです。
ではスタート!
1.これが生活なのか知らん/小原晩
小原晩さんと言えば自費出版の「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」が商業出版され話題となった作家さん。
もちろん、前作も読みましたがこちらも日常のなにげないことにフォーカスを当てたほっこり系エッセイ集。
良い日も悪い日も、なんかうまくいった日もダメダメな日も愛おしく思えます。飾らない文面とセンス抜群なワードセンスに思わず「こんな文章が書きたい!」ともなります。
2.信仰/村田沙耶香
村田ワールド全開の一冊。※自分が正で気が確かな時に読んでください。の注釈が必要な一冊。(褒め言葉です)
常識とは?普通とは?を常々考えさせられる村田さんの作品。
脳の中をぐるぐるとかき乱されるような読後感を感じることができます。
これを読み、占いや風水は信じていない私と一つ一万円以上のマグカップを購入した私が「信仰」をめぐって争いました。一万円以上するマグカップなんて正気だったら買いません。ですが、私はそのマグカップが自分を幸せにするものだと信じて購入しました。これは立派な一種の信仰です。
といった具合の本です。いや、ちょっと違うかも。(?)
高校の友人2人もたまたまこの本を読んでおり、いろいろ読後感をぶつけ合いましたが
とくに落ち着くところはなく話は終わりました。きっとそうなるのが正しいのだと思います。
気になる人は読んでみてください。短編集なので案外サクッと読めます!
ただ、気が確かな時に!です!
3.いのちの車窓から2/星野源
星野源さんの待ちわびたエッセイ最新作!なんと7年半ぶり…!
苦悩や葛藤や鬱屈など決してきれいなだけではない人生についてあまりにも繊細な感性で切り取られ、
やさしくてあったかくて端正な文章でつづられています。
この背景を知って聴く最新アルバム『Gen』は胸にぐっとくるものがあります。
4.ガウディの伝言/外尾悦郎
10年来の友人と「死ぬまでにサグラダファミリアに行きたい!」という夢が一緒だったと知った日に辿り着いた一冊。
ただ、入手困難になっており、わざわざ友人が誕生日プレゼントに。と取り寄せてくれました。
大学で建築について学んでいたこともあり、自分の中にある興味と知識がふんだんに溢れかえり、そこにこの本が教えてくれるかなり深い次元の知見が混ざり合い、アドレナリンがドバドバと出る感覚に襲われました。
まさに「ガウディの入門書」。いつかこれを片手にバルセロナに行きたい…!
5.ロックンロールが降ってきた日/秋元美乃
全ロック好きには読んでほしい一冊。
余談ではありますが、絶版しているこの本を兵庫県内図書館横断検索にかけて、蔵書が確認できたのが神戸大学。
改めて大学が最高の研究機関であることを思い知りました。
これを読むととにかくアツい気持ちになれます。憧れのロックスターの素直な言葉たちがまっすぐと胸に届きます。
読み進めていくうちにどんどんとプレイリストがブルーハーツ・オアシス・ビートルズ・ボブディラン・ディープパープル・アヴリルラヴィーンなど青年期によく聴いていたプレイリストに様変わりしました。
特に甲本ヒロトの話は必読です!
読み終えたあと、いてもたってもいられなくなり、ギターをじゃかじゃか弾きました。
全然弾けませんでした。やっぱロックスターはすごい。
以上!おすすめの本紹介でした!
皆さまもステキな読書タイムを🌙
おすすめの本(特にエッセイ本)があれば教えてください!