こんにちは!新入社員の多門です🌈
少し前に兵庫県立美術館の特別展「関西の80年代展」を見に行ってきました!
80年代の頃20代で活躍した作家たちを紹介した展示です。
大学で教えていただいていた教授の作品も展示されているということで友人達と行ったのですが、とても楽しい展示だったのでご紹介したいと思います。
80年代は多くの20代作家たちが活躍し、新しい表現が次々と関西で生まれた時代です。
元々バブル景気とポストモダンで華やかな時代の印象でしたが、やはり70年代とは打って変わって、はじけたような色使いやイメージが多かったなと感じます!
点数も多くボリュームもありましたが、ジャンルも作風も様々な作品が並んでいて楽しんでいる間に気付くと出口まで来ていました(笑)
田嶋悦子「HIP ISLAND」(1987年)
おしりがたくさん…!桃みたいで可愛いです😊🍑
可愛いおしりですが、目玉やとげがあったりと少し不気味さも含んでいて迫力のある作品でした。
なんとこの作品は陶芸作品、完全体ではなく一部なんだそうです。ポップな見た目とは裏腹に、とんでもない時間と苦労があったんだろうな…と思いながら見ていました。
北山善夫「言い尽くせない」(1982年)
ヴェニス・ビエンナーレに出品するために制作されたそうです。
今年に修復されて展示されたそうですが、幼い頃に画用紙いっぱいに絵を描いていたことを思い出します。なんだか懐かしいような、世界の広がりを感じるような作品だなと思いました。
濱田弘明「a peace of room3」(1985年)
私が大学で版画を教わった教授の作品です。
a peace of roomシリーズから今回は2点出品されていました。
キャンバスだけでなく布や木材などにイメージを刷られています。奥行きを感じつつも近付くと「どうなっているんだろう」とまた違った感覚にさせられる作品でした。
少し作品を紹介させていただきましたが、まだまだほんの一部です!(写真撮影可能でした。)
作品が生まれた当時の経済や社会の状況、当時の若者たちが感じていた外側の世界と自分自身の内側の部分、本当に色々な作家の作品を一度に味わうことができました!
兵庫県立美術館で今週日曜日(8/21)まで展示されていますので、興味のある方は是非とも行ってみてください!
またおすすめの展示があればご紹介したいと思います~🙌
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『国際フロンティア産業メッセ2022』に出展します!
2022年9月1日(木)~2日(金) 10:00~17:00
神戸国際展示場1・2号館(神戸ポートアイランド) ※入場無料
コマ番号K07